2019/8/9 超特急 EUPHORIAツアー @パシフィコ横浜

 

そこまで懸けてくれる想いに私たちは答えられているのだろうか

 

ファンの名称8号車にちなんだ8月8日は超特急にとって特別な日。昨日はチケットが取れず行けなかった為セットリストもMCのネタバレも避けたく、SNSを完全に遮断したうえで臨んだ。

 

アンコールで、自分たちの歌をもっと多くの人に知ってもらいたくて全力でパフォーマンスする彼らを見る度に思う。

メンバーの多くは今年25になる歳で、決して若手ではない。会社でも25歳というと入社3年目で仕事もようやく形になって評価され始める頃だ。実際に自分で考えてみても、彼らと同じ年の頃に将来この仕事を続けていくんだなって覚悟と慣れと諦めがついたし周りでも結婚を決めて地盤を固める人が多く出てきてた。

彼らもきっと周りにはそうゆう人生を歩んでいる友達が多いだろうし、自分たちでも違う道だと認識しているだろう。それでも表現者としての道を選んで、今日もパフォーマンスを届けてくれる。

 

自分たちの夢の東京ドームに連れて行きたいと。1人も欠けることなく着いてきてほしいと。涙を堪えながら訴えてくれた姿を見て、なんでそこまで懸けているんだろうとどこか冷静になって考える自分もいて。斜に構えて捉えてるのではなく単純な疑問として。

そしたら別のメンバーが、自分たちと一緒に走る人生は楽しいよと。この先楽しいことが待ってるなら辛いことも乗り越えていける。笑顔を届けたいんだと言い切ってくれて。そうか人生を楽しむ為に一緒に歩んでくれるのか。

 

ダブルアンコールで休養中のメンバーがプリントされた真っ黄色のTシャツで全力でグループ名を歌っている。自分たちの歌を存在を広めたいというひたすら真っ直ぐな歌詞とともに。覚悟決めて進んでるその姿は眩しすぎる。

 

25歳の男の子たちは目の前のファンに向けてこんなに愛を伝えてくれている。男の子っていう歳でもない、男性だ。人生を決めた本気の熱量をぶつけてくる。メンバーとファンの間にはなんの距離も壁もない。テレビに出られない理由とか彼らを取り巻く運営なんて関係ない。ライブ中の私たちの間にはお互いに対する想いだけがあって、私は彼らが伝えてくれて自分が受け取ったその想いがあれば周りがどうであろうとずっと付いていく。超特急が私に届けてくれたものは痛いほどに今日も愛おしかった。

 

言葉じゃ足りない程支えてもらっている。この想いもメンバーに届いていますように。いつもありがとう